親愛なるあなたへ
筆者の福岡時代のお知り合いで、御年74歳の大先輩がいらっしゃいます。
肺のご病気の関係で酸素をチューブから24時間通し、ほぼ寝たきり、少し動くのもままならない状態、一日に数十錠のお薬を飲みながらただ一人家の中でテレビを見て過ごしていらっしゃいます。
団地の一角にお住まいで毎日のヘルパーさんの看護はあるのですが、それでも毎回1時間程度。
娘さまも訪問されますが、車で1時間以上離れたところにご自宅があり小さなお子様もいらっしゃるので頻繁には来れない。
なので、外にも出ず、ひたすらベッドの上で。
その方が一言。
「生きてるって楽しいよー」
飄々とおっしゃるのです。
こういう人が本当にすごい人です。
心より敬服申し上げます。
by You