親愛なるあなたへ
おみくじや占いは、良いことが書いてあると嬉しいですね。
でも、逆に悪いことが書いてあると、とたんに落ち込んでしまう人がいます。
でも、占いというのは将来を決定するものではなくて、現在の自分を鏡に映してくれるものなのです。
「今、あなたはこんな状態ですよ。だから、このままいくとこういう運命が待っていますよ」というのが、占いの正しい解釈です。
そもそも占いは、占ってもらった人がハッピーになることが目的なのです。
ですから、一見悪いことが書いてあるようでも、それを助言として自分の生活に生かしていくことで、ハッピーになることができるのです。
自分が助言をいかに受け入れられるか、ということです。
助言を受け入れるには安定した精神状態が必要になります。
自分の精神が安定しているか、助言を受け入れられる状態にあるかどうかは、直感を研ぎ澄ましましょう。
「あ、今日はなんか占ってほしい気分だな」というときは、受け入れ体制ができています。
逆に、「辛くて辛くて、占いに頼らないと潰れてしまう!」というときは、占ってもらってはいけません。
助言を受け入れる余裕がないからです。
僕は今年まだ初詣に行っていませんでした。
「初詣に行っておみくじを引きたいな」という気持ちがポーンと湧きました。
仕事が終わって、近くの神社にすぐにお参りに行きました。
境内の中に入ると、気持ちがフワっと楽になりました。
神社やお寺の中は、不思議な空間ですね。
お参りを済ませておみくじを引きました。
大吉です。
書かれていることは、今、まさに僕が置かれている状況に対するアドバイスでした。
神頼みというのは、「神様どうぞ願いが叶いますように!」と自分の願いを押し付けることではありません。
本当の神頼みとは、神様にアドバイスをお願いすることなのです。
「僕は今こんな状況です。必ず努力するので、ハッピーになるためのアドバイスをお願いします」と、神様と会話するのです。
神様からの答えは、あなたの受け入れ方次第で変わってきます。
神様は、実は、あなた自身なのですね。
by You