どん底を経験できたのは、余裕のおかげ。

親愛なるあなたへ

僕は、自分の魂を破壊してみるという貴重な体験をすることができました。

「自らの思考を取り去ってしまう」という経験です。

この経験があるおかげで、僕は生まれ変わることができました。

自分の魂を壊してしまうなんて死ぬほど大変だったのですね、と思われそうですが、実は余裕があったのです。

とても辛かったですが、大変な状況ではなかったのです。

お給料もそこそこもらえていましたし、家族仲も良く、法に触れるようなゴタゴタとも無縁なので、十分な生活でした。

本当に大変な境遇では、その状況をどう乗り切ろうかと必死ですから、自らの思考を取り去ってみよう、という考えは出てきません。

人間関係や色々なしがらみ、答えの出ない矛盾だらけの世の中にとことん注目できるだけの余裕があったのです。

それこそ命を削るような体験でしたが、今ではその状態になるだけの余裕があったことに深く感謝しています。

人間は、「のりしろ」のおかげで気づきを学んでいきます。

のりしろ部分は、途中までは余分なところです。

言うなれば、人生ののりしろ部分が、余裕になります。

のりしろは余分に見えるので、作品を作っている間は注目しません。

でも、あなたが見落としているのりしろが、作品を完成させるときに、一番大切なパーツであることに気づきます。

辛くても、見えないのりしろ部分があることに、感謝しよう。

by You