人を幸せにすることで、自分が幸せになれる。

親愛なるあなたへ

幸せになるにはどうしたらいいでしょうか、という話をよく聞きます。

幸福感は人それぞれですが、一つのカタチとして、他の人を幸せにすることで自分が幸せになることができます。

僕はホテルで宴会サービスの仕事をしています。

お酒を飲んでワイワイやっているところを見ると、こちらまで楽しい気分になってきます。

お酒でベロベロになっているお客様に「兄ちゃんビール持ってきてくれや」と言われると、満面の笑顔になります。

人間には、飲んで酔っ払っている人見ると、イライラする人と幸せを感じる人の二種類がいます。

イライラしてしまう人は、あっちは酔っ払って楽しそうなのに、何で自分はその人たちにこき使われなきゃならないんだ、と思っているのです。

どうせなら、ベロベロになって色々注文をつける側にまわりたいのです。

でも、その幸福感は受け身です。

能動的な幸福というのは、常にサービスという形で表れます。

受け身は、既にある幸せを受け取るだけですが、能動的な幸福は、ゼロから幸せを作り出していく、より高い次元の感性なのです。

パーティーを楽しむのがいけないのではありません。

給仕という姿勢に、幸せを作り出す力があるのを認識するということです。

まずは、目の前にいるあなたの大切な人を、ハッピーにして差し上げることです。

by You