親愛なるあなたへ
今の政府はリーダーシップがないと叩かれています。
そのせいで国会がねじれて、政治がうまくいかないと言われているのです。
「みんなでやっていこう」という姿勢が悪いから、独裁者のような強力なリーダーシップが必要だ、という評価が下っています。
でも、リーダーには「独裁者のような」という表現は当てはまりません。
みんなで決める民主主義リーダー、全てをゴリ押しする独裁者リーダーという偏ったものは、リーダーとは言いません。
リーダーという座標は、民主主義や独裁者を超越したところにあるのです。
リーダーは周りの意見を大切にしなければなりません。
でも、芯がブレてはいけないのです。
リーダーは、みんなが進化するように、幸せになるように、道を示します。
だからみんながどう感じているのかをくみ上げる感性が必要です。
でも、みんながダメだと言っても「いや、僕はこうするんだ」と決断する固い意志も必要なのです。
リーダーは、みんなが言うから、自分は絶対こうだから、という枠に捉われてはけません。
リーダーには、周りの意見と自分の考えという二つの領域を行ったり来たりするバランス感覚が必要なのです。
バランス感覚を養うのは、芯をなくすことではありません。
目の前の色々な課題に対して柔軟に対応しても、自分が一番深いレベルで持っている信念は揺らぐことがないからです。
僕も将来、自分が思い描く理想のリーダーに、なります。
by You