親愛なるあなたへ
物事を生み出すというのは、すごいことです。
外から見ると当たり前のように続けていることでも、実はすごいことなのです。
理想論を「そんなの理想論だ」と言っている人は理想論を書けない人です。
僕は理想論をとりあえず500個書いてみました。
文章を書いてみると創造するエネルギーはすごいなと実感します。
今まで本や映画をB級、C級と切り捨てていた自分が恥ずかしいなと思います。
世の中は、創造するよりも評価する側の方が圧倒的に多いです。
人は、生み出すよりも評価する側にまわりたいのです。
評価する方が簡単だし、自分もその世界観の一部に関わっているようなカンジになるからです。
作品のブラッシュアップのために評価は大切な役割ですが、目の前にすでにあるものを「こうだ」と言えばいいだけなので、エネルギーは小さいのです。
でも、何もないところから創造するというのは、すごい。
自ら足場を作らなければならないからです。
そしてその足場も、外部の波風に影響されないように工夫しなければなりません。
一度でも創作活動を行うと、あらゆる作品を温かい目で見ることができるようになります。
作り手の想いを汲み取る余裕が生まれます。
何よりも、自分が主体になることができます。
評価ばかりをはじめると、どう評価しようがそこに自分はいませんから、不安になってさらに評価ばかりをする悪循環に陥ります。
人生でも一緒です。
夢に向かっている人は成功者の悪口を言いません。
人生を創造する側だからです。
全ての成功者の苦労を汲み取る余裕があります。
トントン拍子で成功した人などいないことが分かるのです。
他人の悪口を言わずに小さなことでもゼロから作り上げる意志を持つと、その先には夢が待っています。
by You