右脳人間がハッピーになる。

親愛なるあなたへ

人間には左脳と右脳があります。

左脳は理性・論理を司り、右脳は感性・創造力を司ります。

どちらも大切な役割です。

いい悪いはありません。

でも、ハッピーになるためには右脳を使わなければなりません。

社会に出るとひたすら左脳だけが鍛えられます。

僕のように理論が好きな人だけではなくて、組織で生き残っていくために、そして社会の荒波を乗り越えていくために計算するのです。

計算するというのは数字面のことだけではありません。

人間関係を含めたあらゆることに対し、自分の感情を押し殺してもともとは存在しない幻を勝手に作り出すのです。

これを表向きと言います。

表向きの付き合いができるようになると大人になったような錯覚に陥ります。

それが社会が「大人」と呼んでいる概念だからです。

でも、いくら社会に大人だと認められてもハッピーかどうかは本人の問題なのです。

右脳を使わなくなると感性が一気に落ちていきます。

自分の感情に素直になることができなくなるからです。

これでは幸せになることができません。

左脳は物事を組み立てるために大切な役割を担っています。

僕は左脳と右脳が独立していると記事に書きましたけれども、ディベートの場面になると左脳にカチッとスイッチが入って論理体勢の自分になるのが分かります。

でも、たとえ論理で相手を打ち負かすことができても全然楽しくないのです。

「勝った」という感覚がありません。

ものすごいエネルギーを消費した、という感覚しか残らないのです。

僕もあらゆるものを乗り越えていかなくてはならないので、左脳に感謝の気持ちを込めて使わせていただいています。

僕の人生の中心は右脳です。

楽しみたいからです。

右脳が与えてくれるのは、楽しい・気持ちいい・幸せという感覚です。

理論で喜びを見出している人も、ハッピーなときは右脳がガンガンにまわっているのです。

自分の感情に素直になるのは幼稚なことでも何でもありません。

感情に素直になるとは、理性を越えたさらに向こうの世界の話なのです。

右脳を、使おう。

by You