全体の利益を考えるのが、リーダーだ。

親愛なるあなたへ

リーダーが考えなければならないのは、全体です。

全体の利益を常に考えなければならないのです。

全体の利益を考えるには、自分の利益という考え方を越えなければなりません。

自分の成績やスキルという枠を越えなければならないのです。

自分の成績にならなくてもそれが全体の利益に還元されるのであれば、喜んで身を引きます。

自分のスキルがいくら高くても、後進の育成に貢献できるのであれば目立たない位置を死守します。

リーダーは勲章や表彰に興味がありません。

勲章や表彰に興味があるのはリーダーではないのです。

世の中の優れたリーダーはもちろん表彰されますけれども、形だけもらっているのです。

本人はどうでもいいと思っています。

本物のリーダーが勲章や表彰を気にかけないのは、リーダーとはそういう形では表すことができないものだと知っているからです。

僕のメンターである中谷彰宏先生が「リーダーとして見られるうちは、二流」とおっしゃっているのを、なるほどな、と納得します。

リーダーは立ち位置を気にしないという記事を書きましたけれども、それと同じことです。

リーダーは、全体が恩恵を受けたらそれでいいのです。

全体がハッピーになることが何よりも嬉しいのです。

優れたリーダーにみんながついて行くのは燦然と輝くカリスマ性ではなくて、後ろから見守ってくれている安心感があるからなのです。

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