指導者好き。

親愛なるあなたへ

「リーダーになりたい」「指導者になりたい」という人はいっぱいいます。

「ものを教える立場になりたい」

私も人にものを教えるのが大好きですから気持ちはよく分かるのですけれども、ちょっと違った考えを持っています。

私の場合は、「相手に理解してもらえると嬉しい」と感じます。

ですから、「人にものを教えるのが好きなんです」と言うと、ほとんどの人が私に支配的野心があるように思うのですが、実際は少し違うのでそういう意味ではあんまり人の上に立つ人間ではないのかもしれません。

何が違うかというと、私が一番望んでいるのはその人の「自立」です。

だから教えた後に、私自身が表彰されたり尊敬されたり感謝されなくても全く構いません。

逆にそういうことをされると急に無関心になったりすることもあります。

よく「褒められるのが苦手なのですか」とも言われますが、あんまり人に褒めてほしいと思わないのです。

褒められる前に自分が大好きな相当なナルシストだからである。

ただ教えるのが好きで、その人が理解したり納得したり、そして自立していくことを見守れることが何より嬉しい。

リーダーになりたい多くの人は、自分に注目を集めたがるのが習性のような気がします。

もちろんどちらでもいいと思います。

私が飛び出したときのエネルギーも少なからず同じでしたから、欲をエネルギーにすることは大いに賞賛されることです。

ただ、言葉の定義的なことを言えば、「相手の自立を願うのが指導者」「注目を集めたいのが支配者」。

そんな感じがするのです。

by You