社会のことを知れば、もう大丈夫です。

親愛なるあなたへ

今日はほとんどの人に共通するお話をしたいと思います。

どういう話かと申しますと、今の仕事を辞められない理由です。

社内的な立ち位置のため嫌な人と付き合う。

生活がかかっているからハラスメントに耐える。

職場の悩みは全てがこういった人間関係です。

そして、その人間関係を解消しようとすると辞めざるを得なくなる。

クビになってしまうかもしれない。

生活していけなくなるのなら耐えよう。

そう選択します。

「クビか退職」

みんなこれを一番に恐れています。

何故かというと仕事が見つかるはずないと思っている。

もし簡単に仕事が決まればクビなど何も怖くない。

そう思っています。

これが、完全に勘違いなのですよ。

仕事は探せばいくらでもあります。

アルバイトでも何でも、仕事は山ほどあります。

僕は100年に一度と言われる不況の真っただ中に飛び出したのですけど、求人は山ほどありました。

得意なことが何もなかったのですけど、それでも求人は山ほどありました。

そして、いまだにしぶとく生き残って言いたい放題言っている。

それくらい日本は豊かなんです。

サラリーマンが一番恐れていることは、本当はそこではありません。

労働者が一番恐れているのは、社会がどうなっているのか分からないことです。

自分の税金はどういう計算になっていて、どうやって納められているのか。

社会保険に入っているけど、何がトクなのか。

会社に所属せずに生きていくにはどんな手続きをすればいいのか。

これを知りません。

つまり、自分が会社から放り出されたときに何をしていいのか分からない。

本当はその知識がないことを恐れているだけなのですよ。

たとえば、税務署に行ったことがありますか?

税務署ってどうしても敷居が高いところに思えますよね。

何かすごい人がいそうな。

全然そんなことありません。

ただオッサンとオバサンが働いているだけです。

だから最初に税務署に行ってみることをお勧めしますよ。

雰囲気だけでも。

こういうときはこうすればいい、こういう手続きをすればいい、こういう行政サービスを利用すればいい、それが分かればいつ会社を辞めようが関係ありません。

世の中にはセーフティネットといって、生活するための救済措置が必ずあるのです。

救済措置だけでなく、あらゆる仕組みを知らない。

ただ、知らないだけなのです。

ですから知ってしまえば何も怖くありませんよ。

こういう準備をすればいいと初めに分かっていれば、時期を逸することもない。

備えあれば憂いなし、です。

嫌な人間関係に心を砕くより、社会を知りましょう。

そうすればいつ会社を飛び出してもちゃんとやっていけますから大丈夫ですよ!

by You