親愛なるあなたへ
人は何度も生まれてくる。
信じる人もいるし、信じられない人もいると思います。
信じる信じないは別として、もし人が生まれ変わるのだとしたら、その回数を知りたいと思いませんか?
いったい自分は何回くらい生まれ変わっているのだろうか。
人に生まれること10万回と言いますけど、毎回毎回新しい衣をまとってこの世に出てくる。
その度に魂を磨いて出てくる。
生まれ変わりの回数とは、つまるところどれだけ魂を磨いてきたか。
自分が今どのくらいの段階にいるのかの目安になります。
それが、どうも行動半径らしいのですね。
自分が行動できる範囲で魂の段階が分かる。
行動範囲の広い人が魂を磨いてきた人である。
面白いのが、これが距離的な単位でなくても構わない、ということです。
だから北海道から沖縄まで見て歩く必要はない。
言い換えると、たくさんの世界を見てきた人ということ。
外に出なくたって部屋にこもって本を読んで悟る人もいるのです。
色んな世界を見てきたから色々なものを認められます。
同じ世界しか見なかったら一つの物の見方しかできない。
ところが、色んな世界を知れば色んなことを認められる。
もっと言い換えると、自由を大切にすることです。
考え方の自由度が生まれ変わりの尺度となる。
どうもそうらしいのですね。
人の寿命は大体みんな同じですから、経験する時間も大体同じです。
その同じ時間の中で自由を認められる人と認められない人が出てくる。
もちろん経験によってその人の人格が形成されるのだけど、その人格の核となる経験を何故か本人が選択する。
苦労すると分かっていて、いばらの道だと分かっていても、自由のためにそちらを選ぶ。
もうちょっと簡単に言うと、魂的に進んでいる人というのは「何でもあり」なのである。
何かを提案されたとき、「それありだね」と何回言えるかで、生まれ変わりの回数をはかってみると面白いかもしれませんね。
by You