個性的な人。

親愛なるあなたへ

ときどき、「お前個性ないな」とか「面白くないな」っていう人がいます。

何か一つパッと目立ったものがないと個性とは呼ばないらしい。

でも本当は違いますよね。

地味な感じだとしたら、その人はその地味な感じがものすごく個性的なのである。

暗く目立たないようにする人は、それだけでもう大変な個性なのです。

それを個性を出せ、個性を出せ、というのは簡単に言うとパワハラである。

本人は相手のためにいいこと言ってるつもりでも、逆に心を引き裂いている。

例えば当人が性格を変えたいとか、現状を打開したいって言ってるのなら相談に乗ってもいいけど、それ以外は本人が今の個性で最も美しく咲いているのだからそれが正しい。

だって人間って生きているだけで美しいものです。

人の好き嫌いはあって当然。

地味なのが嫌だったら自分が別の人と付き合えばいい話で。

でもそれは個性とは無縁の内容である。

筆者は自分の言いたいこと言うからどうしても目立ってしまう。

目立つと敵も増えてしまいます。

だから、ひっそりと目立たなく生きるというのはこの世間の荒波の中でものすごい力を発揮する個性だと私は思っています。

今の自分が最も美しい。

是非そう思ってください。

by You