腸相ダイエット(三の巻)。

親愛なるあなたへ

ダイエット戦略でまずはじめに思い浮かぶのが「物を食べない」ということです。

ところが、物を食べないのは忍耐のいることだと、それはみなさん心の底から頷かれると思います。

筆者は男でかつダイエットとは全く縁がありませんでした。

でも、先日試しに「スイカ断食」なるものを二日ほどやってみたのですけど、ごはんが食べれなくなるのはやはり辛いことですよね。

水分90%のスイカしか食べない、というのでも大変。

ましてや物を全く食べないとなると。

物を食べてはいけない、という強迫観念がさらに食欲をそそる。

これは仕方のないことです。

でも正直言うと「断食」はダイエットだけでなく、あらゆる療法の中で最も優れていると言われています。

断食をすると、排泄が促進される。

宿便を出そう、出そうと体が反応します。

もちろん十分な水分を取る必要はありますが。

分かりやすくいうと、水道の蛇口を思い浮かべてください。

水道の蛇口を何か月も放っておくと、水垢や錆のようなものがいっぱい出てきます。

あれは放っている間に出たのではなくて、水道にそれまでこびりついていたものが剥がれて起きる現象です。

これを人体に応用したものが断食療法である。

ダイエットの基本はやはり断食です。

断食すると宿便が出る。

出た宿便の量だけ体が軽くなる。

そして体の調子がよくなると代謝が活性化してたまった脂肪も燃えていく。

私のスイカ断食も体の調子がよくなるのが分かりました。

イカは豊富な水分と、そして驚くほどの解毒効果があります。

東洋では正式な民間療法として存在しています。

もちろんスイカは体を冷やすので食べ過ぎはよくないのですけど。

断食してくださいとはこれっぽっちも言いません。

むしろ最初はやめた方がいいです。

ただ、まず体の原理原則を知っていただくということで今回の記事を書きました。

原理原則として書きましたが、精神的な意味で言えば、汚いもの、ばい菌、腐敗物が出ていくんだ、という考え方でいれば断食もしやすくなる、ということです。

これからは「辛くない」具体的なお話ができればと思います。

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