腸相ダイエット(十三の段)。

親愛なるあなたへ

ダイエットに食物繊維の話、筋肉の話、食事のバランスの話、このあたりの話はいろんなところで言われている内容です。

それプラスアルファ、実はもう一つ隠された健康というのがあります。

これは世間が言っているのと反対ですから、衝撃もひとしおではないでしょうか。

実は、「塩不足」というのが便秘の原因であるという話。

便秘になればダイエットの大敵、宿便も外へは出てくれません。

胃腸だけでなく、塩が不足すると体全体のバランスが崩れてくる。

世間は、ひと昔前から減塩減塩の大合唱。

厚生労働省も病院も、国をあげて塩を悪者にしています。

ところが、人間の体は「自然塩」「天然塩」をしっかりとると健康になるようにできています。

もちろんダイエットのサポート役にも。

簡単に言うと、「にがり」が含まれている塩を多めに取るということ。

精製された「塩化ナトリウム」ではダメ。

これについては以前も書かせていただきました。

塩については誤解が多いので、それは後述の御著書を是非ご一読されることをオススメします。

塩分過多を心配する人もいるのですけど、その生体メカニズムや高血圧が塩分の取りすぎで起こる現象のウソなど、真実というのは知らないとある意味恐ろしいものです。

私も家にある塩はすべて自然塩に変え、意識的に多めに取るようにしています。

特にこの暑い夏場などは。

イカに塩をかけて食べるという習慣がありますが、あれは一回かけるのではなくて、スイカが減るたびにかけるので、塩分量としてはかなりのものになります。

医学が発達する前、直観や経験則として人間は知っていたのですね。

今は何でも一つのものを「専門」として見る傾向が強いですから、木を見て森を見ず、の状態に近いのが実感されます。

この感覚は科学出身の唯物論者の見解としても間違いありません。

代々受け継がれてきた、「人体」として眺める見方道、のようなものが必要な時代になってきているはずです。

p.s.

「日本人には塩が足りない」(著:村上譲顕)

もう一度ご紹介させていただきます。

一つの真実だと思います。

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