親愛なるあなたへ
「自分」という人間はこの世でどのくらいの存在なのだろう。
今コップで水を飲んでみましたが、水は「他の誰か」が浄水場できれいにしてくれたもの。
コップは「他の誰か」が二酸化ケイ素からガラスで作ってくれたもの。
コップを置くテーブルは「他の誰か」が組み立ててくれたもの。
そして飲んだ水を勝手に吸収・または排泄するのは「他の誰か」がこの世の摂理を作ったから。
そう考えると、この世で自分が関わっていることというのは完全にゼロなのである。
それが感謝なのかもしれません。
不思議なものです。
by You