親愛なるあなたへ
要領はいい方がいいのか悪い方がいいのか。
そりゃいい方がいいに決まっている、と思うでしょう?
私も昔はそう思っていました。
要領のいい人がうらやましかったです、ホントに。
もう親から言われ友達から言われ、要領の悪さでは右に出る者がいないのではないだろうか。
ところがですね、要領の悪い人というのはそれを埋め合わせるために合理的なシステムを構築する能力が発達してしまうのである。
なぜなら、要領悪い自分でも速く確実にできる方法を考える必要がある。
要領のいい人は自分ができてしまうからシステムを作る必要はない。
仕事だろうが人間関係だろうが、煩雑でめんどくさいことでも上手く切り抜けられる。
すると「全体」という考え方をしなくても結構いけてしまいます。
ところが要領の悪い人はその悪さゆえに自然と「全体」が見えてしまうのです。
私はこの要領の悪さを経営や人間関係、心理学、はたまた人生にも応用しているので結構楽しかったりするのである。
by You