親愛なるあなたへ
記事で本の素晴らしさを伝え、メディアのことを散々につるし上げている筆者としては非常に言いにくいのですが、テレビの世界もまたいいものだと思うのです。
私は家が非常に厳しかったため、小さいころはバラエティ番組というのをほとんど見せてもらえず、高校に入って無理矢理家族を巻き込んで見ていったような気がします。
そのときに、外にも世界があるのだな、と。
日常生活では自分の目の前しか見えないことが多いのですが、テレビを通して外を知る。
そういうこともあると思います。
ただ、私が口酸っぱく警鐘を鳴らしていたのはテレビやインターネットで「外の世界を全て知った気になる」のが危ないと。
これは道徳論ではなくて、その人の人生にとって「損」になってしまうのです。
ただ、切り口がないならテレビもまたよし。
大変な助けになります。
ということで、何でも過度に入り込まず、それぞれのいいところをつかんでいくのが一番「得」のようが気がする今日この頃なのです。
by You