無意識なインプットと質。

親愛なるあなたへ

インプットすることは大切ではありますけれども、ものの精度を高めるにはアウトプットすることが何より大切だと、最近改めて感じるのです。

「インプットしないとアウトプットできません」という意見があるかと思います。

これは理論上全くその通りで、ないものを出すことはできません。

ところがですね、人間とは不思議なもので、知識や知恵、技術やノウハウというものはアウトプットを始めると「無意識のインプット」が同時に始まる。

これは呼吸と一緒で、吐けば必ず息を吸う、と。

複式呼吸でもヨガのマスターでも、必ず呼吸を「吐くこと」に集中します。

じゃあ吐きっぱなしでそのまま窒息して死んでしまうのかというと、これは神がつくった実に巧妙な体の仕組みで「自然に吸う」ようにできている。

無意識のインプットとは何ですか、というと、具体的には「日常生活の観察力」が鍛えらえるのです。

アウトプットすれば自分で気が付かなくても観察眼が鍛えらえる。

だから、ちょっとでもいいから、今できることから「発信」してみましょう。

「稚拙なアウトプットでは恥ずかしい」「周りの反応が気になる」ということもあるでしょう。

「アウトプットしすぎると質が下がりませんか?」という意見もあると思います。

でも、どんなものでも今やっているレベルから始めるしかありません。

それが成長ということ。

アウトプットしすぎると、一つ一つの質の上下はあると思います。

それは記事を書く私自身が感じていることで、決して全ての記事をMaxで書けているわではなく、満足いくものは今まで書いた3000個弱の中でいくつかあればいいかな、と。

それでも、一つ一つの上下はあっても、全体としてレベルが上がっていく。

これは間違いありません。

だからアウトプットしましょう。

発信してみましょう。

もちろんこれはこういうブログとかの話だけではなく、日常会話や会社での意見投稿、課外活動などあらゆることにあてはまります。

是非みなさんの意見が届きますように。

by You