お金を忘れる感覚。

親愛なるあなたへ

「お金が人生じゃない」「お金は大切だが全てではない」と世間では言うと思いますが、その中のどれだけが本当にそのことを体感しているかというとなかなか難しいところがあると思います。

ほとんどが親や周りの大人からの刷り込みで、実際にお金に困って食べるものがない、なんて経験をする人は日本では少ないように思います。

そういう体験をしてそこから財産を築いていけば「ああ、お金を追いかけちゃいけないんだ」と分かるのですが、それを経験できるのはほんの一握りの人でしょう。

かといって貧乏になれというわけでもありません。

お金ときちんと向き合った上でお金を忘れる。

そのためにお金を理論的に考える必要があるでしょう。

お金と理論的に向き合ったことがないのに「お金がすべてじゃない」という人は、自分が立派に思ってもらいたいか、もしくはなにかそれに似た心理的な欺瞞があるように感じます。

お金を理論的に捉えた上で忘れることができるなら、それは最大の幸福のように思います。

by You