親愛なるあなたへ
私が教えている生徒さんで「アセクシャル(エイセクシャル)」の方がいらっしゃるのですが、ご本人は小さい頃から異性に興味が向かない自らのアイデンティティーに非常に悩んだようです。
その生徒さんとは世の中の色んなことについて結構オープンに話してきたのですが、その流れでセクシャリティの内容に話が及んだので私も改めて考えるキッカケを得ました。
その中でもっとも印象的だった言葉が、「結局自分のセクシャリティって死ぬときに分かるんですよね」「私はこれまで全く異性に興味を抱かなかったのでアセクシャル、だと思っているのですけれどももしかしたら将来惹かれる人が現れるかもしれない」「これはおそらくアセクシャルの人全員が同意すると思うのですけど『現状は』っていう意味なんです」
なるほど・・・
「ストレート」よりも実態数的にマイノリティとされる感性の方の方が、人間対人間の「より柔らかいつかみ方」を知っているのかもしれません。
by You