旅の視点。

親愛なるあなたへ

都会人と田舎っぺについて過去に書いたこともあるのですが、都会人は「外の世界を知ろうとしている人」、田舎っぺは「知ろうとしない人」である、と。

傾向としては都市には色んなものが集まるので嫌でも視点が外に向くのだとは思うのですが、ここに重大な落とし穴があるのです。

なんでも集まるから、まるでその都市で全てが完結する、その都市で世界が回っているような感覚に陥るわけです。

するとここに今度は「田舎っぺ」体質が現れる。

私は都会にも大勢田舎っぺはいるし、地方にも都会人は大勢いるのをその人の話しぶりから観察してきたのですが、旅の視点というのはこのあたりのバランス、常に「都会人の視点」を鍛えることに他ならない、と思うのです。

by You