地方の冷静さ。

親愛なるあなたへ

東京都が週末の自粛、ということでスーパーなどで買い占め行動がまた見られるようですね。

大阪も例外ではなくもしそのような行政対応となれば同じような現象が起こることでしょう。

しかし前にも書いた、物流というのは需要と供給のバランスで成り立っていますから、一気に需要が増えたからと言って消費スピードが同じだけ増えるかというとそんなことはありません。

トイレットペーパーの時と同じようにお米を倍買っても倍食べるわけではないので、スーパーの担当者がおっしゃっているように必ず回復しますから慌てなくて大丈夫です。

ただ、マスクに関しては需要が伸びてその分消費も伸びていますから難しいとは思いますが・・・

ともかくも「冷静さ」を欠いた行動のように筆者からは受け取れるのです。

今回初の感染者を確認した鹿児島県ですが、県外からの方の感想によると「緊張感がない」とのことでしたがそれがある意味「正常であろう」と思われます。

私も今回の旅で京都を北から縦断してきましたけれども、観光客以外、地元の方はいたって冷静でした。

丹波の宿のおかみさんにコロナウイルスの件について話したところ、いつも食材なども一週間に一回必要な分だけ買いにいって、ということでそもそも買い占め、ということではなく毎日のスケジュールを計画的に行っているのでそのような混乱はここら辺はありません、とのこと。

手洗いうがいに関しては当たり前のことで、それをより徹底しましょう、とうことですけれども、「今さら感」というのを話ぶりから感じました。

パンデミックを軽く見ているわけではなく、日常のことを日常通りにより気を付けてやりましょう、と。

そこには「都会の常に何でもそろって情報があふれている世界とは別視点から見た冷静さ」がありました。

by You