高度な寄付。

親愛なるあなたへ

寄付の意義というのはその気持ちにあります。

もちろん最初は形から入るのもアリです。

神様は考えよりも行動が好きなようですので、心で思っていなくても行動するとマル。

しかしその行動が日常化できたのであれば、次は気持ちを優先する。

寄付はいたるところでやっています。

他人に施すことは大切ですが、施すことができるのは自分が持っているからであって、自分の持ち前がなくなる、あるいは自分が「寄付したいという心が起らない持ち前」で寄付しても、そこには寄付の本当の意義がなくなってしまいます。

なので、金額をはじめとしてより成熟した寄付は「選択」という作業を取り込むことになります。

高度な寄付は、寄付先を選ぶ。

それは金額の多寡ではありません。

金額が分かりやすいから「持ち前」の話をしましたけれども、大切なのは「選択する」こと。

自分が寄付したい、と思うところに寄付する。

「寄付してください」と言われるがままに寄付してしまうのは高度な寄付とは言い難い。

お金持ちは慈善事業に邁進されますが、それでもその寄付先を良く調べる。

何に使われ、どういう展望で寄付を募っているのか。

過去にも書きましたが、お金持ちが寄付をするのは税金対策でも何でもなくて、愛情と「人の役に立っているんだ」という感覚を得るためなのです。

なので、大切なお金を寄付したときの貢献感を得られる寄付先を探す。

それが真に愛情のある、高度な寄付の仕方です。

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