健康になるとは。

親愛なるあなたへ

健康になるとは「自分が何を食べているのかを知ること」だと感じるようになりました。

そんなの分かってるよ、と思うかもしれませんが、私たちは自分が食べているものの中味をあまり知らないのではないか、というのが実感なのです。

食品を買う際に「原材料」まで裏返して見てる人はなかなかいません。

もし全部にそんなことをすると大変で程度の問題はあると思うのですが、私の場合は健康食品や体にいいと言われている製品を試す際には最近見るようにしています。

健康のために全粒紛の穀物がよいと、その手のシリアルをせっせと取るのも一つありなのですが、そのシリアルの「甘さ」は何から来てるのかとか、「その形を腐らずに保たせる」ために何をしてるのかとか、そういう「言われてみれば」というところにトリックがいっぱいあったりするのですね。(もちろんすべてのシリアルについて当てはまるのではありませんけれども)

基本的には健康的な食品、食べ方というのは、できるだけ手の加えていない丸ごとの状態がいい、ということになります。

なので、部分的な成分がいいとか、その成分を配合してるとか、それだけ見てしまうと先のシリアルの例ではありませんけれども、私たちは健康というのを「イメージでとらえている」ところがあり、これは完全に企業の戦略にハマっている(もちろん経済活動の中心である企業が悪いのでも何でもありません。真っ当な商売です)のであって、そのリテラシーというのは、まずは謙虚に「自分は自分の食べているものを意外に知らない」という無知の知ともいうべき発想からスタートするように思われるのです。

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