親愛なるあなたへ
今年の4月で41歳。
遂に本気で中年世代を歩き出す。
是非とも楽しく踏破してみせようぞ。
40歳から目標にしていること。
いや、飛び出した30歳から目標にしていること。
「なるべく社会人らしからぬ生き方をすること」。
年齢を追う度にこれはより盤石たる目標へと。
社会人になればなるほど「社会人」になっていく。
そこに一個人は影となって消えていく。
消えないと思うかもしれなけれど、気にしていないと不思議だけれども消えていく。
自分も知らない内に、周りも気づかない内ににそうっと消えていく。
世間のバロメーター、ステータスが個性となっていく。
社会人らしからぬ生き方を一度でもしてみないとそれは分からない。
どれが個性なのか分からない。
今は定年制が怪しくなってきたからこれからの生き方を考え直す世間の追い風も吹いている。
それこそ社会人らしからぬ生き方ではありませんか。
やっと世間が追い付いてきた。
なら我々一個人もその風に共に吹かれて。
その風に共に乗って。
どんなに堅実で、どんなに法制上守られていてもどうせ定年後は組織から放りだされて人は一個人に戻っていく。
死ぬ前はどんなに家族に囲まれてても一個人として死んでいく。
だから年齢を追うほどより強く「社会人らしからぬ方法」でね。
by You