もう一つのトンネル。

親愛なるあなたへ

トンネルを抜ける先に待っているもう一つの場所。

その光景に息をのみ、世を忘れ、時は止まり、しばし目の前に広がる世界と自らの対峙だけが明らかとなる。

知の探求。

旅による知の探求。

世界がどうなっているのかを知りたい。

感動的な光景でその扉が放たれるのですけれども、そうしたトンネルによって繋がれるのはおそらく「我が外界と内界」。

人は世の中がどうなっているのか外界を求めて動くけれども、おそらく見つめているのはこの内界なのだと、そのようにも思うのです。

by You