風水方位学と我。

親愛なるあなたへ

「夢のために、豊かになるために、成功のために方位学や風水をやっている人」

「そんな怪しいものに判断を任せたくないと不満があるのに人生を変えない人」

どちらが「我が強い」かといえば私は後者のような気もするのです。

別に文句がなく十分幸せなら方位や風水なんてやる必要はありません。

もし何か目標があって前進したい、逆境から抜け出したい、というのであれば。

上手くいく手段に「自分の納得」がないと踏み出せない人を「我が強い」と言います。

「我のない人」は上手くいけばそれでいい、と思っています。

方位を使う人は大抵落っこちるとこまで落っこちた人ですね(笑)

そういう試練を味わえば誰でもきっと我は減るでしょう。

世間が普段思っている「謙虚」と「我の実態」にはかなりの乖離があります。

謙虚そうに振る舞っても実はものすごい我の塊だったり。

「我」は、「わたしが」「わたしが」の我ですね。

「『わたしが』理論的に納得しないとやらないよ」

「『わたしが』努力して成功するんだ』

「『わたしが』幸せにするぞ」

そういう「わたしが」を捨てて、とにかく結果さえ得られればそれでいい。

「あの人の力でやったんだよ」という周囲からの承認欲求を却下する。

そして「自分の力で成し遂げたんだ」という不安定な陶酔を否定する。

それが「よく分からないけど効果のあるものに身を任せる」という無我の境地の一つにも思えます。

by You