釣り人は何を思うか。

親愛なるあなたへ

釣り人はただ一人水面を見つめ時が流れるのを待つ。

素人の私にはそう見えるけど、その目は、その心は遥か深淵を、水面の深淵を見ているのではないか。

魚を釣るというただそれだけのことかもしれないが、そこには限りない自然や自分との対話があるのではないか。

釣り人は何を思うか。

そこまで大げさでは実際にはないかもしれないけれど、釣りというスポーツには世間の喧騒や混沌と離れて自然や自分と直接つながることのできる、我々がまさに求めている要素もあるような、そんな気がしたのですね。

by You