親愛なるあなたへ
「黒字倒産」という言葉があるそうですね。
黒字なのに何故倒産するのかというと、仕事をして「将来貰えるお金を約束してもらう」(売掛金と言います)ケースがあるのですが、それを回収するまでに「今手元にある現金」では必要な支払いができなくなってしまうというもの。
帳簿上では「売掛金は資産」として扱われるので、会社は「潤っているように」見えます。
これも経理上は黒字扱いです。
勘定合って銭足らず、とも表現するそうですが、これらの意味するところは一体なんぞや。
それは現実を見る、ということに他ならないかもしれません。
筆者は至極単純な経理ですので黒字倒産が起らないようなお金の流れなのですが、手掛ける事業の数や取引先が多ければ非常に見えづらくなります。
必至問題。
数字やデータだけを見るな、今目の前の現象を見よ。
スマホやオンラインで電子化が盛んな今こそ、帳簿や経営に限らず全てに当てはまることだと強く思いました。
by You