二度泣き橋。

親愛なるあなたへ

先月に引き続き、方位取りは東北新幹線はやぶさ号で一路二度目の盛岡へ。

前回初めて降り立った場所のはずなのに、穏やかな高い波動の土地に魅せられて再来訪。

盛岡駅すぐ近くに「開運橋」という橋があります。

別名「二度泣き橋」というのだそう。

盛岡へ転勤してきた人が開運橋を渡りながら「遥か遠くへ来てしまった」と涙を流し、そして再び命を受けて盛岡を離れるとき、開運橋の袂から臨む岩手山を眺めて二度目の涙を流す、という由来からだそうです。

その土地は住んでみないと分かりません。

それは数々の引越しをしてきた筆者も十分に理解できます。

しかし二度泣き橋の気持ちが分かるような気がする。

まだ二回しか訪れてない場所だけど分かるような気がする。

それだけ、以前書いた「街に流れる穏やかさ」が魅力的なのだと思います。

初めて来た街なのに違和感を感じない。

何だか個人としての、自由人としての私を受け入れてくれているような。

何度もいうように住んでみないと分からない、さらに北国の冬の厳しさも知らない、そんな無責任な立場ではありますが、数々の文豪と偉人が愛した街、盛岡は素晴らしいところです。

by You