親愛なるあなたへ
自分の悪口を言われるのは誰でも嫌です。
その人の性情や、行動・言動が主な対象になります。
社会に出ると、「仕事」や「責任」という傘にうまく隠れた誹謗・中傷が現れるので、より巧妙で悪質になります。
悪口が正当化されて、世間の評価を得るからです。
でも、どんな場合にも、悪口というのは言われるまでが辛いのです。
悪口で「怖い」と思うのは、言われた瞬間ではなくて、「言われるんじゃないだろうか」と思っている間なのです。
何もないときは、何とも思いません。
でも、人間は環境に支配されやすい生き物なので、何度も悪口を言われると「また悪口を言われているんじゃないか」と心配になってしまうのです。
でも、実は、悪口は言われたら楽になります。
悪口を言う人は、感情を自分の中にそれ以上留めておくことができないのです。
人間の器の大きさというのは、何をどれだけ受け入れられるか、ということです。
自分と異なる価値観を、悪口でバーっと言ってしまう人は、その器の大きさが相手にバレてしまうのです。
器の大きさを相手に知られるのは、人間にとって最大の脅威です。
悪口を言う人は、あなたの敵に及びません。
悪口をたくさん浴びて、自分の器が大きいことを知りましょう。
by You