親愛なるあなたへ
言葉には意味があります。
全ての言葉には意味があって、人間の感情と結びついている。
もし、意味のない言葉があるとしたらそもそも存在すらしていないだろう。
感情と結びついていないなら言霊なんておかしなこと言う人もいないはず(笑)
ああそれならよかった、と思ったところで、腑に落ちないこともあるのです。
幸せでないのに幸せと言いなさいと。
ありがたいと思わないのにありがたいと言いなさいと。
自分の感情と全く関係ない言葉を言うことに、果たして意味があるのだろうか。
そう思うのが人間の常です。
ところがですね、冷静に考えると実はこの言葉の魔法に私たちはかかってしまっているのです。
不幸な人がいるとします。
愚痴や文句を言いたくなるとします。
どうしてそうなるかというと、実は誰かに嫌なことを言われたりされたりするからですね。
今回は言葉限定なので、悪口や陰口だとします。
もし、悪口や陰口を言われる意味があるのだとしたら、自分で反省するはずですね。
気持ちよく反省できる。
ところが、根も葉もないことや嫉妬で悪口陰口言われることもあるんです。
そうすると何故か気分が悪くなる。
面白いですよね。
悪口や陰口に意味なんかないんですよ。
それなのに気分が悪くなって今度は自分が愚痴や泣き言を言いたくなる。
だから、本来私たちは意味もないマイナスの言葉を浴びてそれに影響されているんです。
とっくに経験済なんですよ(笑)
そしたら、その意味のない言葉を「幸せだ」とか「ありがたい」に変えてみる。
根も葉もないところに悪口が来たら気分が悪くなるのと一緒で、根も葉もないところに感謝の言葉を述べてみる。
すると、不思議と状況が変わってくるのです。
「幸せだ」「ありがたい」って意味もなく言うからいいんです。
意味なく言ってるうちに、本当にそうなりますから!
言葉を変えるだけで人生変わるのなら苦労しないって皆さんおっしゃるんですけど、その意味のない言葉にやられてしまっているのですよ(笑)
だから、自分の感情とかけ離れてるかもしれない言葉を大切にね。
必ず良くなりますから。
by You