少しずつ起こす変化が、大きな変化になる。

親愛なるあなたへ

何かを変革していくときには、必ず小さなことから手をつけていくことです。

どんな大きな事柄であっても、始まりは必ず小さいのです。

結果を早く見たいからと、いきなり大きく変化させようとしては上手くいきません。

お店の売り上げを上げるために、いきなり全自動で料理を作るシステムを考えてもダメなのです。

笑い話のように聞こえますが、競争の激しい世の中では経営者は本気でそう考えるのです。

それよりは、整理整頓をしてスペースを作ったり、効率のいい配置を考えたり、使ったものは必ず元に戻すという、ちょっとしたことから始めていくのです。

一見目立たない、小学生でも知っている、本当に小さなことからでいいのです。

大きな変化を期待して実践できない人は、いきなり大きく動こうとしているだけです。

小さいことからコツコツ努力していけば良くなっていくのに、小さな改善をバカにしてしまうのです。

「そんなことをして何になる」「今はそんな細かいところを気にする場合じゃない」と切り捨ててしまいます。

経費の面では「塵も積もれば山となる」を十分過ぎるくらい認識して節減に励んでいるのに、効率化にも同じ諺を利用しないのはもったいないです。

仕事の効率を上げるには、小学生で習ったことが必ず原点になります。

小学生のとき、親や先生に言われたことを、思い出してみよう。

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