仕事を楽しむとは、時間を忘れることだ。

親愛なるあなたへ

僕は生活するために長時間働いています。

でも、長時間働くことが苦痛ではありません。

長時間働くことが不幸だと思っている人は、不幸自慢を始めます。

「オレはこんなに働いた」という一種の満足感に浸るのです。

仕事をした時間は結果でしかないのに、いつの間にか仕事時間が長い方がエラいという幻想に置き換わってしまうのです。

そんな低い志ではダメです。

仕事は自分のためにやっているのです。

時間は関係ありません。

いい仕事をしているときは時間を忘れています。

大好きな人とデートをするのに「こんなに長い時間デートをしたぞ」とは思わないのと一緒です。

時間はなんと短いものなのだろう、と思います。

僕は一つの記事を書く目安を30分くらいに設定していますが、自動書記がMAXで使えてイケイケどんどんの状態になっているときは時間を忘れています。

10分くらいで一気に書き上げることもあるし、同じ30分でもボリュームが豊かになったりします。

完全に時間を切り離しているのです。

ですから、執筆活動にこれくらいの時間を費やしたオレはエラい、などと思ったことがありません。

他にもやりたいことがいっぱいあるから、「もっとスラスラ書けないかな」と神様に目くばせしたりします。

僕は組織に縛られずに働くフリーターという道を選びましたが、生活するために長時間働くことが美しいとは思っていません。

僕は将来の自分のためにサービスの仕事をしていますが、自分を磨きつつももっと時間を節約した形で稼げる仕事があればそちらを選びます。

やりたいことが他にもたくさんあるからです。

労働時間を満足の対象にするのはやめましょう。

時間を大切にできる人は、労働時間を人生の言い訳に使ったりしないのです。

by You