世界を知るというのは、ハッピーになるためだ。

親愛なるあなたへ

世の中の現象はそれを説明するために存在するのではありません。

全ての現象は、ハッピーのためにあるのです。

いくら矛盾なく説明できてもそこにハッピーがなければ意味はありません。

世の中は、矛盾だらけです。

統一されているように見える科学の世界だって、実は矛盾だらけなのです。

相対性理論量子力学は、矛盾しています。

二つとも現代科学の根幹を成すものですが、別物なのです。

アインシュタイン量子力学を生涯否定し続けました。

世の中には重力・電磁気力・強い力・弱い力という4つの力が働いていると言われています。

アインシュタインはこの全ての力を統一する理論の構築を夢見ていました。

けれどもその夢は叶わなかったのです。

全てを説明できる理論というのは未だ存在しません。

それでも、世の中は動いています。

相対性理論量子力学もお互いが相容れない世界ですが、それぞれの理論から画期的な発明がなされて、人類がハッピーになっています。

目に見えない世界も同じです。

僕が目に見えない世界を確信しているのは、そこにハッピーを感じるからです。

「証明しろ」「矛盾なく説明しろ」という問いには、意味がないのです。

ハッピーになれれば、矛盾や誤差を証明できなくていいのです。

それまで知らなかった世界を受け入れるというのは理路整然とした知識をつけることではなくて、幸せを感じるということなのです。

by You