親愛なるあなたへ
僕は製薬会社にいたときにプレゼン能力を認められたと書きました。
所属部署の社内的位置づけを変えてきたり、部内のシステム管理者になった成功体験も書きました。
でも、僕は自分のことを仕事ができる人間だとは思っていません。
仕事のできない人間ではありませんが、本当に「ある程度」なのです。
今はレストランでランナーやデシャップと呼ばれる仕事をしていますが、どんなに上手くまわってもそれは自分が仕事ができるからだと思えません。
たまたまかな、と思います。
周りの人の協力のおかげだな、とも思います。
仕事ができる人は世の中に山のようにいます。
でも、僕は自分がどんなに仕事ができてもできなくても気にならなくなりました。
「アイツは仕事ができる」という評価が必要なくなったのです。
それは、僕自身にやりたいことがあるからです。
自分自身がやりたいことに全力で取り組むと、仕事ができるかどうかはどうでもよくなります。
「仕事ができる」という評価は、手段です。
あなたの目標は、もっともっと高いところにあるのです。
「仕事ができる」という評価にモチベーションを感じるのはとても大切なことです。
でも、それはあくまで手段であることを知ることです。
「仕事ができる」という評価が目標になるから、足の引っ張り合いが発生するのです。
「仕事ができる」という道具を使って次へステップアップしていくことが何より大切なことなのです。
by You