親愛なるあなたへ
僕が今やっていることは僕自身のレベルを判定するための試験です。
逆風の中にあってもどのくらい自分の芯がブレないものなのかをテストしているのです。
僕は「絶対に投げ出さないですよね」「芯がブレないですよね」と言われますが、それでもどのくらいのものなのかを確かめているのです。
全く芯がブレないのではありません。
芯がブレそうになるときも、弱気になるときもあります。
芯がブレなければこのような記事は書きません。
記事を書くことで自分自身を確立させていっているのです。
この記事を書き始めたのは自分自身を大好きになるためですから、その意味でも書き続けている中で常に本当の自分に近づいていくプロセスを大切にしているのです。
作家の人というのは何があっても自分自身を貫き通すスーパーマンの人のように思われていますが、そうではありません。
僕も作家活動をしてみて分かるのですが、自分はこう思うということを文字にして第三者的に見てみることで、「ああ、やっぱりそうなんだよな」と納得しているのです。
僕の場合は自分の意見を書きたいという意志よりも、「書きなさい」と手が言うので書き続けているのですが、それでも文字にしてみて改めて納得します。
書くことは、僕の中では予習であり復習です。
日常の現場に出て行ってテストをしては、また予習と復習を繰り返すのです。
学生時代にはテストは受けるよりも復習が大切だと教わりました。
実社会で失敗しても全然いいのです。
僕は今いる会社を含め変革の一波を発信してきて効果を実感してはいますが、それでも山のように失敗してはもう一度頑張ろうと勇気を奮い立たせているのです。
予習と復習をすることができれば、日常の失敗が楽しくなります。
世の中はテストでいい点数をとった人しか褒めません。
でも、そんなことは気にしなくていいのです。
大切なのは予習と復習です。
予習と復習を通して自分が大きくなることです。
学生時代から紙と鉛筆で受けるテストも普段の生活で受けるテストも、元は同じなのです。
by You