親愛なるあなたへ
日本には「角を立てない」という素晴らしい風習があります。
全部が丸く収まるように協力しようという心です。
災害のときにはこの素晴らしい心が働いているから暴動が起きません。
他の国では絶対に見られない現象です。
僕は日本人であることを誇りに思います。
その誇りを持ちながら、自分で選んでいく人生を送りたい。
素晴らしい文化があるのに勘違いしてしまってはもったいないです。
角を立てないのを嫌われないようにすることだと勘違いしてしまうのです。
嫌われるのが怖いから「角を立てないようにしているんです」と人は言いますけれども、誇りを言い訳に使ってはいけません。
嫌われるのが怖いのは自分で選んでいないからです。
日本には素晴らし風習があるのに、自分で選ばないから言い訳に使ってしまうだけなのです。
自分の好きなように選択すれば言い訳をせずに済みます。
素晴らしい国民性に濡れ衣を着せずに済みます。
恐怖心の言い訳を国民性に求めず、自分の好き嫌いを優先させれば必ず面白い人生を送ることができます。
アメリカは多民族国家なので、色々なルールの中でしなやかに生きています。
好き嫌いがあっても、違う文化をそのまま容認しているから「嫌われたくない」よりも「認めてもらいたい」という動きが強いです。
認めてもらいたいというのは、自分で選択しているということです。
日本の高い民度を保ちつつ、広い世界から自ら選択する術を学ぶことが大切なのです。
by You