頑張る姿勢が、相手を救う。

親愛なるあなたへ

上手くいくようになると周りを助けたいと思うようになります。

運が良くなると運に恵まれない人にアドバイスしたいと思うようになります。

でも、いくら口で言っても助かるかどうかは本人次第です。

こちらが一生懸命ハシゴの上に押し上げても、本人に登る気がなければ助かりません。

助けてくれと言う人は助けても助からないと書きました。

僕も落ちまくってきたから言えるのですけれども、落ちる人は自分で勝手に落ちていくのです。

不思議ですが、そう選択するのです。

「こうしたら良くなるよ、こう考えたら楽になるよ」と言われても、やりません。

僕も、同じでした。

これは放っておくしかありません。

冷たいように聞こえるかもしれませんが、本当に気づきのお手伝いしかできないのです。

落ちていった当時は僕も理解できませんでしたが、今では心の底から納得しています。

本人が気づくしかないのです。

「このままではマズイ」「何かがおかしい」と気づくしかないのです。

私も一緒に落ちてあげるよというのは優しさでも何でもありません。

みんなが不幸になってしまいます。

もちろん、大きな愛で救うこともできる。

斎藤一人さんはものすごい愛を持っていらっしゃるから、神様の力を借りて魂を救うことができる。

でも、今の器で巻き込まれそうなら離れることも必要なのです。

自分の器が育つまで待てばいいのです。

全然悪いことではありません。

相手を本当に助けたければ、離れてもいいから、自分が信じた世界で一生懸命頑張ることです。

口でアドバイスしてダメだったからと言って、相手が助からないと絶望することはありません。

あなたが頑張れば、いつの日か、必ず救われる時が来るのです。

by You