親愛なるあなたへ
哲学や人生論はたくさんあります。
良書がこんなにあふれているのに本当に幸せになってる人はごく一部しかいない。
それはいったい何故なのか。
それは、人生の答えの求め方にある。
人間はみんな迷って生きています。
迷いの中で様々な情報や生き方に触れたり、自分で考えたりします。
その結果、最終的に一つの答えにたどりつくのですけど、その答えは教えてもらえるものではない。
もちろん本を読んだり話を聞いて形としては伝わるけど、それを自分のものとするには深い理解、納得が必要です。
どうしたら自分の腹で分かるのか。
そのために必要なのが「対話」なのです。
悟りとは、誰かに「こうだよ」と教えられて分かるものではない。
賢者との、そして何よりも自己との対話によって初めて気づくものである。
人生論で「あなたを手助けするお手伝いしかできません」って言うと、責任を放棄して逃げてるって言う人いるんですけど、あれは本当にそうだから言っているのです。
自分を救えるのは自分しかいません。
伝える側はあくまで「対話」しか提供できない。
現実的な話をすると、教える側にも時間があるから全員と対話できるわけではない。
限られた時間の中で最大限の対話を提供する。
最後は自分自身と向き合うしかありません。
前にも書きましたけど、何とかしてくれという人は何ともならない。
助けてくれという人は助けても助からないのです。
外からヒントを得たら自分の中で消化する。
自問自答する。
僕は、神様の話をします。
神様の話はしますけど、僕の言う神様は自分で考えないことを絶対に許しません。
厳しいかもしれないけど本当のことです。
もう一度言いますが、自分を救えるのは自分しかいない。
そのことを是非分かっていただきたいのです。
by You