金運とは自己管理能力。

親愛なるあなたへ

運は目に見えない力のことです。

金運もしかり。

何か目に見えない力が働いている。

それは確かなことです。

ところが目に見えない力だけに頼ってしまうと上手くいかない。

そこで、今回は金運の実態とは何かを考えてみようと思います。

金運をよくするにはお金を大切に扱うことだと書きました。

お金には心があるから、大切に扱うとまた戻ってきてくれる。

そういう不思議な現象があるのは確かです。

ところで、人間には実力というものがあります。

たとえば、全然勉強しないのに神社にお参りして東大に受かることはありませんね。

やっぱり受かるだけの実力が必要です。

自分で勉強するしかない。

お金についても同じことが言える。

お金を扱うのにも実力が必要。

それが、お金を管理する能力。

金運のない人ってどんぶり勘定の人が多いのです。

チマチマけち臭いことをしろと言っているのではありません。

お金がないときはないなりに、あるときはあるなりに使うということ。

もしなかったらどうやって工面しようか、あるいは節約しようかを考える。

僕はお金の真実を学ぶには貧乏になるのがもってこいだと思います。

ところが、貧乏になっても金運がつかない人もいる。

それは、貧乏なときにお金を管理する能力を勉強しないから。

もしお金がなくなったら誰かから借りればいい、もしくは帰れる場所があるからいい、そう考えます。

とにかく誰かが何とかしてくれると思うのですよ。

ところが今は貧乏でも返り咲く人は違う。

すべては自己責任だから、自分で何とかしようと思います。

そのためにお金を管理する能力を身に着ける。

節約するために安いスーパーを探すし、救済制度についても勉強するし、物を大切に扱うようになります。

それから、今月はこれくらいの収入があって来月はこれくらいの出費があり、もう少し先はこれくらいの出費が予測されるから今はこれだけ使えるな、という計画を練る。

金運はお金を扱う実力とともにやってくる。

お金を扱う実力とは、自分で自分を管理することである。

これに尽きると思います。

by You