透かして見る商売。

親愛なるあなたへ

営業していると思うことがある。

こんな簡単なことが何故分からないのか。

偉そうにもこの思いが消えません。

営業するとき、物を売るとき、どうして目の前の人しか見ないのか。

ノルマをかけてガミガミやってるところは必ず目の前の人しか見ていない。

どうやったら目の前の人からお金を取れるか、数字を取れるかしか考えない。

それが普通だと思いますけど、苦しくなってしまいますよね。

商売が本当に分かってるところはお客さんの後ろを見ます。

後ろにどのくらいの人間がいるかを知っている。

人は一人で生きているのではありません。

何十人も、何百人もの人が後ろにいる。

営業したとき、販売したとき、お客さんが何百人もの人たちに評判を必ず伝えることをなぜ考えないのか。

伝えられた何百人の人が、さらに何百人の人に必ず伝えることをなぜ考えないのか。

こんな簡単なことが何故分からなのだろう。

物を買ってくれなくても親切に、そして愛情で接すれば後ろにそれが伝わる。

当たり前のことです。

難しくもなんともありません。

高度な経営哲学でも営業戦略でもない。

それなのにこれができているところってすごく少ないように思います。

お客さんが帰るとき、お客さんがこちらを見てなくても頭を下げる。

どうしてかというとそのお客さんは見てなくても周りで見ている人がいるのです。

ガミガミ怒鳴るのにエネルギーを使うのだったら、そういうところにエネルギーを使ったほうがよっぽどいいよね。

お客さんの後ろと周りで見ている人がいる。

お客さんの後ろに愛情をかけるつもりでやれば必ず上手くいく。

商売は本当に愛情なのです。

最終的に人間的な愛情がない人はやっても無理だと思います。

偉そうでごめんですけど、是非試してみてくださいね。

by You