親愛なるあなたへ
自分が好きなものを売る。
それが幸せな商売道の鉄則である。
何故なら好きでないと続かないから。
でも、広い意味でいうと事業、商売、ビジネス、どんな言葉でもいいのですけど、仕事は「売れるから楽しい」という真実もあるのです。
もちろん、ロクでもないものを売って楽しいことはないのですけど、それがお客さんの役に立ち、世間が喜んで求めてくれるものであれば、たとえそれが自分の思うものでなかったとしても心から楽しいと感じる。
それがお金儲けの本当の姿ではないかと思うのです。
「これがいいこれがいい」というのはビジネスにとっての「我」。
本当にそれがいいものであるのなら、何でもやりますよ。
ビジネスにおける無我の状態を、「売れると楽しい」という感情に神様が変換してくれているような気がするのです。
売れると楽しいというのをお金の亡者だと言う人は、おそらくお金のこと仕事のこと、そして人生のことが本当に分かっていないのだと思います。
前にも書きましたけど、全ての仕事はお金儲けです。
どんなに高尚に仕事のことを語っていても、その人がご飯食べられなくなったら仕事の内容そっちのけでお金を求めるのですから。
それはお金に対する劣等感を克服できなかった人間の末路である。
売れると楽しい。
ものすごく純粋なテーマで私はすごく好きです。
by You