学歴について。

親愛なるあなたへ

この記事のコンセプトとしては、基本自分の意見を言えなかった筆者が空回りでわめいてる、というのが正しい解釈なのですが、その中でもなるべく「理想論」にはならないように気をつけています。

この世を天国にできるという怪しい話なども、その「可能性」があるのであってあくまで論理性を重視。

そして意味があること、役に立つことを重視。

ですからときどき過激な、そして愛のないようなことも書いております。

それは、私の実態がシビアでドライで、かつ合理性ダイスキの俗世界安住型人間だからである。

その中で学歴について一言。

私は記事で「学歴はいらない」というような、全体的に学歴に否定的な意見を書いています。

これは個人的に本当に大切なことだと思います。

例えばビジネスをしようと思うとアイディアが全てだから、新しくモノを発想する力が必要。

さらに社会の勉強や人間の勉強をしなければならない。

そのときに、「学歴」がどうしても邪魔になってしまうのです。

早く社会に出ることができた人は「どうせ院出たヤツがへりくだって言ってるんだろ」とか、逆に学歴ある人には言ってる意味が全く分からないと思いますけれど、「学歴アタマ」というのが本当にあるんですよ。

その思考を切り替えるために私はすべてを捨てました。

でも、私も当時はそれなりに学歴の恩恵を受けてきたのも事実です。

例えば日本は今は第二新卒とか中途採用とか選択肢も広がりましたけれど、やはり学歴のある新卒、という大黒柱はいまだ健在です。

ですから大学を出た、大学院を出た、どこどこの有名大学を出た、これが実社会の評価につながることは紛れもない事実です。

だから学歴がいらないとラクなのではありません。

学歴があった方がいい就職先、それが転じて実生活の経済性にも結び付いていきます。

何を言いたいのかというと、「あの人は学歴があっていい思いをしているのはズルいじゃないですか」という愚痴を私は認めませんということです。

学歴というのは必要であるし、片や必要でないかもしれない。

学歴アタマを抜けて成功するには捨てることが確実に必要だけれども、学歴がないと最初に社会に出た時にはある人より苦労することがあるかもしれない。

それがあなたに必要がどうかは、私には分かりません。

学歴というのは必要な人が必要なだけ、そして必要ない人は必要ないだけ制御する、ブランドバックのような、ギャンブルのような、そんな代物だと私は思っています。

「自制心が必要」ということですね。

これが何となくでも分かっていただければ、学歴があろうがなかろうが、世の中結構うまくいってしまうと思うのです。

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