引き寄せの法則の使い方。

親愛なるあなたへ

10年ほど前、「ザ・シークレット」という本で一躍有名になった「引き寄せの法則」。

ただ、多くの人が「本当の使い方」を知らないのではないでしょうか。

だからあれだけ本が売れたのに成功する人はほとんどいない。

「人間の脳には自分の望んだものを引き寄せる力、牽引する力がある」

これは事実で、私もそれを使ってここまで来ました。

記事にも何回か登場しているこの法則、多くの人が勘違いしているのが「念ずれば目的の物がすぐに現れる」「すぐに解決策が見つかる」というもの。

「ベンツに乗りたい」と思ったらいきなりベンツを誰かがくれる、「素敵な彼氏が欲しい」と思ったらいきなりイケメンとの出会いが待ってる、なんてことはないのですよ(夢を壊して申し訳ないのですが・・・)

カンタンな内容なら可能性はあるかもしれませんが、本当はそういう使い方はできないのです。

引き寄せの法則は、自分が行動したときに初めて発動します。

行動すると、たとえ多くの間違った選択をしたとしても、その中で「目的達成に必要な道具」が集まってくる。

これは望んでたものではないと思った経験の中にさえ、「必要なもの」を宇宙が全部用意してくれている、ということなのです。

ベンツが欲しければ金銭的余裕が必要ですからお金を稼がねばなりません。

普通のサラリーマンで乗れる収入の人もいるかもしれませんが、それが無理なら事業を始めようか。

そのためには自分の得意で好きなことはなんだろう。

世間に役立つことは何だろう。

自分なりのおぼろげな計画にのっとって社会に飛び出す。

様々な「無駄な」経験を積む中で、実は「ああ、これが役に立つのか」という知性を磨かなければならない。

税金・法律・購買心理などあらゆることを勉強しなければならないし、逆境も乗り越えなければならない。

「ベンツが手に入ったらいいなぁ」程度では発動しないということですね。

「何が何でもベンツ」「死んでもベンツ」

すると、天は「ああ、この人はベンツが欲しいんだなぁ」と思って乗れるような情報をどんどんくれるのです。

「何が何でもイケメン」「死んでもイケメン」

すると、行動を重ね、偶然入ったお店にとても手が届かない高根の花がいても、神様が「ああ、この人は彼氏が欲しいんだったなぁ」と思って普通は湧いてこないような話題を脳にインプットしてくれて彼とお近づきになれたりするのです。

法則は結果が出てナンボですが、我々人間は目先の結果で法則を使おうとします。

この宇宙はそんな貧乏性ではないのですから、もっと大きく考えて。

神様はものすごい気前がいいのですから、覚悟を決めて行動し続ければ必ず法則は使えるようになると思いますよ。

by You