親愛なるあなたへ
今、個別指導で教える仕事をしていて「分かりやすさは声にあり」と思うようになったのですね。
よく理論的に分かりやすく教えるコツ、というのがあるかと思いますけれども、おんなじ言葉をおんなじ順番で言っても人によって違いが出てきます。
頭のいい人は説明が上手か、というとこれは意外に反対の場合が多いとか。
だって自分が分かるからね。
音楽や料理と同じで、楽譜どおり、レシピどおりに理論正しくやっても人によって違ってくる。
分かりやすいかどうかは、それは恐らく間の取り方であったり、強弱のつけ方であったり、例えを出すタイミングであったりするとは思います。
でもどんな理由をつけても最終的には分からない相手のことを考える「愛情」が自然に転換されたものなんだな、と思うのですね。
by You