コンビニのおにぎり理論。

親愛なるあなたへ

コンビニのおにぎりは、減ってきたら奥のを手前に引っ張り出す「フェイスアップ」という作業をします。

忙しいときに「しろ、しろ」と上からもうるさく言われるのですが。

ところが、ピーク時は奥にあった方が売れる。

2列あったらお客さんはわざわざ奥の方からとっていく。

「奥の方が新鮮だからじゃないですか」

朝のラッシュ時にそんなこと考えている様子ではなさそうです。

「こんなに売れてるんだ」「だから私も」ということみたいですね。

「理論」では「前面に出した方が見栄えが良くて手に取りやすいから購買意欲が上がる」ということになっています。

でも現実はそうなっていない。

もちろんお客さんの数が少ないときは前に出した方がいいのですが、一番売れるときはほったらかしの方が売れるらしい。

理論より実践で見た現象の方が必ず正しい。

「正しい」とは「結果が常にそうなる」ということです。

by You