最後の一人。

親愛なるあなたへ

「子供をつくる」ことは「代々家を受け継ぐため」に重要とされている風潮が今でも残っています。

昔ほどではありませんが、それでも親や周りから「いつ結婚するの」「子供は」とさんざん言われて嫌になっている人もたくさんいると思います。

代々つないできた家系をお前が終わらせるのは大罪だ、と。

周りは愛情のつもりで言っているかもしれませんが、ほとんどは相手への執着と依存心、そして自分の劣等感の裏返しです。

私は別に家系が途絶えたならそれでいいんじゃない、と思います。

結婚しない人はしません。

子供を持たない人は持ちません。

どんなに周りが言っても、あの世でそう決めてきている人がいます。

その道で全く問題ないと思います。

「これまで受け継いできたご先祖さまの恩をつぶすことに何とも思わないのですか?」

私の考えは、結婚しない人、子供を持たない人はその家系が受け継いできた「因果を断ち切る最後の一人」で、とても勇敢な人だと思うんですね。

by You