ただ「好きではない」だけ。

親愛なるあなたへ

私は高校時代全く勉強ができない落ちこぼれだったのですが、それでも学歴や勉強ができないことに劣等感を持たなかった特殊な一人だと思います。

頭のいい人が周りにいると、純粋に「すごいなぁ」と思うだけで嫉妬心というのが湧かない。

変な話、予備校で教えていて生徒さんの方ができたり頭の回転が速かったりすると思わず「すげぇなぁ」と言ってしまうので、なかなかそんなこと言う先生もいないものですから向こうもビックリしてしまいますが。

諦めているのか、あるいは受け入れているのか、自分自身でも不思議に思っていたのですが、最近「ああ、なるほど」と思うことがありました。

それは、どんなに勉強ができなくても好きな分野があった。

勉強というのではなく、純粋な興味として化学が好きであった。

テストの点もよくないし、当時は内容も意味不明だし、勉強が大嫌いだし、色んな人と比べられたけれど、純粋な学問としての興味があった。

だから勉強や学歴に劣等感がないのでしょう。

純粋に学問が好きだから。

だから、自分が何か劣等感を持っているなら、それは「好きではない」、ただそれだけのことです。

「できないダメな人間だ」「負け犬だ」というのは実は幻想で、本当は「ただ好きではないだけ」。

だって、理論的に考えるなら私は勉強や学問に対してボロボロだったから相当「できないダメな人間だ」と思うはずでしょう?

何か嫌な気持ちになることがあったとしたら、自分はその分野を「ただ好きではない」、それだけのことです。

by You