自由の入り口は損得である。

親愛なるあなたへ

「自由」とは「人からどう見られるか気にならない」ということですね。

「損得で物事を考える」と「人からどう見られるか気にならない」と思います。

ということは、自由とは損得であると。

損得だけでは自由になれないかもしれないけれど、入り口はそれでいいんじゃないかと思うのです。

特にいい人が自由になれないのは、損得で物事を考えるのを否定されてきたからです。

「人からどう見られるか気になる」というのは、「人の見方によって自分の価値が決まる」と思うからです。

これが人間の心の自由を奪う根源的な理由です。

「損得」で考えれば人からの評価が気になったとしても、それは自分の価値を決めるものではありません。

自分の要望を通せなくなるからだけ、です。

損得のことを「欲望」という簡単な理由で片付けず、人生の一部として本気で考えみてもいいでしょう。

by You